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特許出願中
「袋培地栽培法および袋培地」
特願 2005-13985号
愛知県農業総合試験場
・三河ミクロン(株)共同研究開発
商標登録「袋培地栽培」
 
入門編
袋培地栽培システムの特徴
  1. グランドシートを全面に敷くので、 土壌病害や排水不良等に関係なく全国どの地でも、 土ぼこりのない快適環境で作業できます。
  2. 水分センサによる灌水制御は、減肥・節水による 廃液の出ない環境保全型農業を展開します。
  3. 導入経費が約1700千円/10aと安価です。
  4. 開発した定植・撤去作業により省力化できます。
  5. 栽培マニュアル(トマト栽培)で、どなたも安定生産が可能です。

開発した定植作業
開発した定植作業

袋培地栽培システムの構成

袋培地栽培システムは、 30Lの袋培地に4株の作物(トマト等)を植え付け、 施肥はその日の肥料分を早朝に液肥給水し、 灌水は水分センサの検知により 保水容量の小さい袋培地に対して1回に1株100〜200ml程度の少量を高頻度(1日最高20〜30回)に行って、 過剰灌水による肥料溶脱を抑え、 水分制御による高品質な野菜(トマト等)を安定的に生産します。

袋培地 水分センサの設置
袋培地
水分センサの設置
袋培地栽培システムの成果
  1. 本技術は、先端技術を活用した農林水産研究高度化事業により得られた成果で、全国へ普及展開します。
  2. 「袋培地栽培システム研究会」により ホームページの書き込み広場や研究発表会を通じて失敗事例や成功事例を検証していきます。 試験場、普及員、農家、メーカーが一体となって 栽培技術ポテンシャルを高め、 外国野菜に負けない強力な産地形成を構築します。
  3. 既に愛知県、長野県、福島県、神奈川県等に導入されて、実績面積は1.4haに達しました。 (H18・3月現在)
定植直後 収穫期 生育期
定植直後
生育期
収穫期

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